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小田原提灯

小田原提灯の写真です。

小田原提灯とは?

小田原提灯は、江戸時代中期、小田原の提灯職人甚左衛門(じんざえもん)が考え出したといわれています。 東海道を旅する人々が箱根越えに携帯しやすいよう、使わないときは蛇腹をたたんでコンパクトに収め、懐や袂にすっぽりしまえるよう工夫されました。懐中電灯の原型ともいえますね。

小田原提灯の特徴とは?

小田原提灯は普通の提灯と違い、中骨がリング状に独立しているため畳み込むことができ、使用しないときは懐にしまうなどして容易に持ち運ぶことができます。 また、中骨は平たく胴紙をしっかりと接着させることができるため、剥がれにくく雨や霧にも強いことが特徴です。 それゆえに、夜の山道を歩く旅人にとっては、なくてはならないものだったようです。